当然。……できれば、最後まで力になって欲しかったけどね。[へにゃりと笑うサシャ>>291の頭を、ぽふぽふと何度も撫でて。]君にとってはね、大したことではないかも知れない。けど、きっと私では……彼に前を向かせることなどできなかっただろうから。[汚れてしまう、と。>>1:315 細い声が告げたその意味を、正確に知らねど。 あの時のジルは、どこにも行かず、どこにも行けず、ただ沈んで行くだけに思えた。 けど今は、彼なりに進んでいこうと望んでいるように見えたから。]