[本来ならば鉱石などを採取するのに使用する細長いケースの中に、ベリアンの眼鏡を入れて、自らは地下室の奥へと下がった。 学生の戦いの邪魔や流れ攻撃に対処できる自信がまるでないからであった] アヴェ君、頼んだぞ。[魔獣の後ろにまわる、ということはすなわちそういうことである。 ニヒルに笑いを浮かべる彼に、ウインクした]