きゃ……っ![>>294無造作に投げつけられたそれは、咄嗟に顔を庇った手の甲を打った。――手で防がなければ、顔に当たっていた]……え、どうし……え?[何かが起こっている、良くない何かが。混乱したまま、足元に転がる光る石を拾おうと手を伸ばす。震える手の甲に、血が滲んでいた**]