― 帝国軍拠点 ―
[かわいい教え子、という言葉>>116にも。その顔にかつての笑顔が浮かぶことはない。
カレルに近づくリエヴルに続いて馬を進めるが、表向きの上官であるリエヴル>>117が言葉を掛け終えるまでは口を開きはしない]
よう、久しぶりだな。
腕は鈍ってねーだろうなぁ?
[一礼するカレル>>175にはひとつ頷いて。
一歩退いた彼に、馬から下りて一歩近づいてからそう声を掛けて。
くしゃりと、その髪をなでようと]
お前さん一人にはできねぇからなぁ。
オレみてぇなのがそうそう居るとは思えんが、もし居たら危険だろ。
[見回ってくる、というリエヴル>>182にはそう声をかけ、自分も馬に飛び乗る。
お気をつけて、と見送るカレル>>193にはかすかな苦笑をこぼした。
ついてくれば、3人だけになれば、家柄だのなんだのという堅苦しいことを棚に上げ、一時だけでも昔のように話ができただろうに――と**]