[…の枕元に走り書きのメモが残されている。]
遺言、になるかもしれない。
私は狙撃手だ、2日目はシメオン殿、3日目はディーク殿、今日は再びシメオン殿を守ることにした。
まさかエレオノーレさんが偽物の狙撃手として名乗り出てくるとは…。もし私が無惨な姿で発見されても、恋人ではないと考えてほしい。恋人達が無傷で残っていることを忘れてはならない。
もし私がシメオン殿を護ることができたら、あぁ、ともに無惨な姿で発見された者が狼だ。エレオノーレさんと結ばれることもなく、狼の道連れにされるのか…。
つくづく、私は神に愛されていない人生だった。死んでなかったら恥さらしだが、最期に。
リア充爆発しろ。