[祈るような彼の言葉、彼だからこその動揺だった]私からは…すみません……。[再度の謝罪の言葉。はっきりとしない答えは余計な推測を及ばせたかもしれない。再度、何かを渡していたのか、彼からの確認の言葉があったなら、自分は小さく頷いてしまっていただろう**]