[それから表情を緩め。]
一応さ、同じ部隊の仲間だから。
あんまそういう事アリーセに言わないでほしい。
ま、こそこそ気遣うくらいなら本人に直接聞くくらいでいいと思うよ。
[その結果アリーセにぶっ飛ばされても知らないが。]
俺はあんたが…ローがこの軍に対してどう思っていても構わねぇけど。
少なくとも同じ部隊の俺…いや、ラートリーに対しては信用してくれると有難いね。
その方がお互いに長生きできる、そうだろ?
[信頼を寄せろとまでは言わない、それを言える程彼の事は知らない。
自分とアリーセに害がなければそれでいい。
その後幾ばくかの会話を交わしただろうか。
言いたい事は結局それだけだったので、話し込む事もなくその場を立ち去るだろう*]