人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


空賊殿下 ダーフィト

− 首都ローバンスへの途上 −

[忙しそうな気配の中で、マチスは情報を共有してくれた。]


 さてと、


[マチスの努力を疑ってはいないが、万端の準備を整えられるとは考えていない。
反撃も生存も、天使らがどう出るか次第だろう。

今のところ、天使の攻撃は散発的なものに留まっている。
最初の攻撃で力を使い果たした…というのは楽観に過ぎよう。
おそらくは、律儀にカウントダウンしているのだ。
「未だ天の門は閉じてはおらぬ」>>33とのお告げを遵守するために。

人は弱い生き物だ。
動揺し、天使の側につけば助かると、人間の中でもマチスらに矛先を向ける者が出るかもしれない。]


   またな。 セルフメンテも忘れるなよ。


[この通信機は周囲の音をどこまで拾うんだろうと思いながら、リップノイズを響かせて、先へ進んだ。*]

(297) 2017/11/02(Thu) 22:56:58

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