>>288
フランツ、よろしく。
[にこりと笑えば、彼はこちらのテーブルの二人を見比べ、彼女へも目を留める。
ああ、つい観察してしまった。不躾なことを。職業柄、動くものはなんでも気になって目で追ってしまう癖があるのだけれど。
続けて、頭を触るような仕草]
みみ?
[耳、と聞こえたような。気のせいかな。耳が生えているべき場所ではない気がするのだけれど…]
燃費は、どうだろうなあ、たまにどうしようもなくお腹がすいたら、たくさん食べたりもする。
ただ、残念なことに、わたしがごはんを食べると、ごはんがわたしのお財布を食べる。これは由々しき問題なんだ。
わたしの財務大臣たる財布君(ぎみ)の要請により、エコな方向にわたしの消化器官は進化したのかもしれない。
いま、そっちに行くね。
[皿とコップを持って、テーブルを移った]