― 回想・昨日の中庭 ―[>>23「後に回したら、この辺り一帯が目茶苦茶になるぞ。」その言葉につられ、振り仰げば。既に空には暗雲が立ち籠めていた] だな、嵐になりそうだ そんなんに、フェリ君は――巻き込めねェよなァ……[ふ、と笑って。同期であり、親友でもあるフェリクスへの言葉もまた、風に紛れ] うっしゃ! そこの台車取ってもらっていいか?[腕まくりをすると、打って変わった大声で、あちこちに指示を飛ばし始め。楽しいお茶会は、そうして幕を閉じた――**]