[ フランツと名乗った男>>288に「宜しく」と答える。
僅かに聞こえた「耳は…」という独り言と、頭を触る仕草。
どこかで覚えのあるそれに、既視感……懐かしさを感じた。]
確かに「たったそれだけ」かもしれないな…
その量だとさ。
[相手が自分たちのトレイに乗った食べ物を見た感想に
くすり、と笑みをこぼした。
確かに自分も少ない方……少なすぎるとは思うが。
相手の分は中々、多すぎる。>>271
自分より幾分か健康的で、しっかりした体つきに見える彼なら
あれぐらいが丁度いいのかもしれない。
一人合点し、席を移動するためトレイを手に持った。
彼女が大丈夫なら彼女の分の盆も一緒に運ぶだろう。]