人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


聖将軍 ソマリ

― 城内 ―

[―――バルティ、と朗々とした声が古城に響く。
所々崩壊していたが、この男にとっては大した問題ではなかった。

ただ、高く大声で友の名を呼ぶ。
灰と化した彼にもう一度見えるなど、
奇跡に等しいことであったが、己の右腕は、彼の居場所を知る。
城内のどこかに転がっているだろう己の腕よりも、
ずっと本当の意味で右腕に近い友を探して。]

(295) 2014/02/27(Thu) 03:36:40 (momoten)

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby