― とある日 ―[ ファミーユがファミルと決別し、自分自身の人生を完全に取り戻すことになってから、いくらかして、彼は、一つの問いを、彼のクイーンたる少女に投げる ]なあ、俺、いつまで、ジーク「殿」なんだ?[ にっこりと笑って引き合いに出すのは、内乱の最中、ファミーユが意識を失い、目覚めた時のこと>>101 ]だって、あの時は「ジーク」って呼んでくれたろう?[ 彼女はなんと答えたか?いずれにしても、呼び名が改まるまで、彼に引くつもりはない* ]