[ それ程に彼女と過ごした二年間は大切な時間であったよく体調を崩し寝込む彼女に泣きそうな目で付き添おうとしたり心臓が弱い事を教えて貰ったならばそっと触れようとし、触れ得ずとも一生懸命に祈ったのだ“ 痛いの、痛いの、とんでけー! ”それはドロシーの方へ飛ばした!その時飾ってくれたリボンは優しい彼女を思い出させてくれたから彼女が居なくなってからも捨てる事など出来なかった