[金色の髪を撫でて貰えば>>247。彼の手のぬくもりに、子猫のように空色を細めて。] ――……大好きよ、ロウ。[あの日の少女が、出逢った男の子に笑いながら、無邪気に言ったように。けれどそれよりも、深く翳りある声で。全てを包むような、純粋な響きで、囁く。] もしも、もしも…の話よ? あなたが、ソールやあなたのお兄さんのようになっても わたしの心は――…変わらないわ。[兄と同じように、あなたがどんな存在でも、大切さが、変わるはずなどない>>1:200]