― サクソー川/橋の北側 ― ……ん、そーだな。 あいつが戻ってくりゃ、状況もだいぶ変わるし。[コリドラス>>291に頷き返しつつ。ほんの一瞬だけ、銀灰が遠い所を彷徨った。が、それは一瞬の事、青年はすぐに表情を改めて] ん、わかってる。 無駄に長引かせるわけにはいかねぇからな。[既に、撤退の動きは出ているが、いずれにせよ長引かせるわけには行かない、と。近くにいた兵に、全軍に戦闘停止、追撃なし、の号を伝えるように、と指示を出し、それから]