― 水軍旗艦・『ヴィルベルヴィント』甲板 ― いや……何というか。 面目ない。[甲板に戻り、最初にやったのは。状況確認に上がってきた司令や場にいた面々への謝罪] 迂闊な行動で、全体を危険に巻き込んでしまった。 本当に申し訳ない。 客分の身に甘える事無く、いかなる罰則も受け入れる。[知らなかったとはいえ、それを免罪符にできるものではないから、と。告げる言葉に合わせるように、雷竜もぐぅぅ、と鳴いて頭を下げた。*]