[それに。レトが空中の騎竜師に注意を向けてくれるならば、自分は地上の精霊師に注意を向けていられる。――話し合いですむのならばそれに越したことはないのだけれど]よし、急ごう、……。[うなずいて、徒歩状態で足をミリカ村方面へと向けて、立ち止まって。もんのすごく気まずそうな表情でジークムントとファミルを交互に見た]レトが戻ってくるまでここで待ってちゃ……ダメ?