[紙屑開けば、ものすごい雑な文字で書かれた手紙。]
『 お前、何やってるんだ。とっとと逃げないとぶっ殺されるぞ。
アレは無能じゃねえ、悪い事は言わないから、
騎士ごっこはやめてさっさと逃げてこい。
猫を探せ。俺がある程度は面倒見てやる。 』
[名前は書かずとも伝わるだろう。
それが、今は「ソマリアード」である事に気づいていない、
調子よく、保身に走り、そして多分少しばかりは自分を過大評価しているような誰かは、彼の知り合いに一人しかいないだろうから。*]