人狼物語−薔薇の下国

297 吸血鬼の脱出ゲーム


【見】 紅榴候 ガートルート

― 書斎 ―

 おや

[離れようとか、踏み出した足へ重心を移す男へと揺らめく笑みを湛えた]


 好きに手にとっても構わぬだろう
 これらすべて白絽候の蔵書だが、彼の方は閲覧者を厭うまい

[述べながら紅も踏み込んだ。前方は背高の書架、行き場は直ぐに失われる。
緊張に固くなる感触を愉しむように身を寄せ、片腕を背中越し、滑らかに伸ばして棚の一つへ指先を掛けた]

 抜け道は見つけたようだが…他にも助けになるものがあるやもな?タクマ

(295) 2015/01/30(Fri) 12:59:14

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