―談話室→208号室(アルビンの部屋)―
[ヨアヒムから、気遣いを、お姉さんに言われているようで
嬉しいと微笑んでもらえれば>>277。いつも周りや自分を
気遣ってくれているのは、ヨアの方だと思っていたから。
ううん、ヨアの方こそ、と小さく首を横に振り]
…お姉さん? あ、ありがとう…。
え、ええと、私も、その…
優しくて可愛い 弟に言われているみたいで、嬉しい…!
[ヨアの言葉は、心からのものに聴こえたから、
微か頬を染め微笑み返して。心の中では昔から弟のように
思ってはいても>>0:648。口に出す微かなくすぐったさに、
言い逃げするかのように、くるり踵を返して、シモンの後を追った]