[走り出す。上は見ない。合わせてくれる、そう信じてる。だから、迷う事無く大蛇の顎の下へと飛び込んだ]……っせりゃあ![掛け声と共に繰り出す右の一閃、続けて左。左振るう間に右を返して重ね一閃、左も同じく返しての四連閃を大蛇の喉元に叩き込んだ後]いけぇっ![気合と共に、二刀を同時に上へと突き出す。翠に煌く対の刃、その切っ先が大蛇の喉へと突き刺さった。*]