[僅かな音の記憶を頼りに廊下を歩んでいくと声をかけられた>>256]え…あの…[どう答えたら良いのか悩んでるうちに何かを渡される。どうやら地図のような物らしい。彼女はそれを私に渡すと背を向け、どこかへ向かおうとする。が、ふと振り返り名前と、何かあれば言いに来いという旨を伝えて今度こそ去っていった]あ…ありがと…[そのお礼の言葉は聞こえただろうか]オクタヴィア…山吹色…[しばらく彼女の名と色をひとりごちる。それから地図を使おうとするが…]ねえマリー…これ、どうやって見るの?