―自室―[ベッドに寝転がっていると、乱暴にドアが叩かれた>>280。ドア越しに聞こえる声は、悪友のモノだ] あんにゃろ、人んち壊す気か?[口ではそう言いながらも、にやりと口元を歪ませ、ベッドから身を起こす。杖を片手に部屋を出て、足を引きずりながら玄関までたどり着いた] おう、残念ながらな。生臭神父。[ぎい。蝶番を軋ませて、扉を開けた]