[ 胸板にトン、と置かれた指。>>279与えられた短い言葉は、そのから中へと入ってくるようだった。] 不明でありました。 わたしのすべては、あなたのもの。[ 衒いのない告白に、店員の方が何故か照れた様子で慌てて試着室のカーテンを開く。]