やはり、あちらも竜が動きましたわ。
[相手の気配>>279を察し、アリーセに伝える意味も籠めて口に出す。
戦闘が始まれば、言葉にするまでもなくその気配は伝わってくるかもしれないが]
そうなると、問題は地上の戦力ですわね。
[竜同士の戦闘ともなれば、精霊の気配も攪乱される可能性が高い。
そうなると、大規模な術でも使われない限り、相手を捕捉するのは難しくなる]
いつ敵が飛び出して来てもおかしくないと……。
そういう心構えでいなくては。
[精霊と契約は交わしているものの、術の特性上、攻撃手段は剣に頼るしかない。
両の腰に差した得物へ、敵の姿を見ればすぐさま抜くつもりで手を掛ける。
相手が攪乱に乗じ動き始めている>>284とは、まだ気付いていない]