[自宅につけば、夕食を摂ったり、食料の量を確認したり。
やり残していた雑用を片付けたりしていたが。
色々やってしまえば、一息ついて。
ふと、村長の部屋の棚。
先代からずっと使われている其れが目について。]
……どうせ暇だしな。気晴らしにやるか。
[引き出しの中にしまっておいた古い望遠鏡や六分儀。
それに星図を引っ張りだして、庭へと出る。
星の観察。滅多にやらなくなっていたが、村長の隠されたささやかな趣味である。星の見方は、父親から習ったもの。]
…………。
[星を見ながら、その位置などのメモを取っていた。**]