人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


タイラント テオドール

[ そして、ベリアンへは。 ]

 忌避剤を作れ。

[ と端的に言った。 ]

 魔物の多くが屍鬼を襲わないのは、「食えば体に悪い死体」だと本能的に気付いているからだ。
 それを判別するのは「死臭」だろう。
 
 魔物を指揮するのに、獲物で引き寄せる他にも、
 忌避する臭いで、特定の者や場所から離れるように仕向けたい。
 魔物が嫌がる「死臭」を何かの形にしろ。

 お前なら出来る。
 手が回らなければ、他の者へ指示するがいい。

[ 妙に確信的に言う。
 いつもの、予知にも等しい洞察>>150のように。 ]

(292) 2014/03/28(Fri) 04:05:09

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