[両手で腰を掴んで引き寄せ、先端を門にあてがう。絡めあったわずかばかりの潤いを頼りに、一息に奥まで貫き通した。] ん……[想像した通りの狭さに一度息を溜め、それから掴んだ腰を振って抽送に弾みをつける。風に色濃く混ざったのは、血蜜の香か。] さあ、 いこうか。[荒い吐息交じりの囁きを投げかけ、強引に首筋を掴んで引き起こし、先ほどの噛み痕に唇を重ねる。命の髄を深く啜り上げると同時、精を注ぎ込んだ。]