貴様っ、俺を嵌め…ッ[鍵を掛けて、天女から貰った小箱に収めていた心。剥き出しにして開け放った底に残ったのは、性質の悪い吸血鬼の顔。>>233傍らで動揺する彼女よりも変化は薄いが、>>273切々と語ってしまって、今更意識が遅れてやってくる。動揺を隠すべく口元覆うための右腕は無くしてしまった。こんな時に少しだけ、右腕が無いことを悔いた。]