[と、相手が何か言うので顔を上げれば] …ははは、そうっすね。 ほんと危ないっす。[耳に届いたのは冗談。意外だなと、一瞬思ったかもしれないけれど、その冗談は正しく受け取られ、女の顔に笑みを作った。それから、運ぶものの分量やどこに運ぶかなどを聞いただろう。燃料の備蓄は第3エリア。ひとりで行くつもりだったけれど、ついて来たいというならば拒むつもりはなく。**]