― サクソー川/橋の北側 ―[呼吸整えていた所に届いた、声。>>274視線を向けた先、戦槌と手を固定した姿>>270に、目を瞠った] ツェル、おま……。[言いかけた言葉は、飲み込む。先に彼が上げた声。>>260そこに宿る想い、そうしてまでここに立つ覚悟を思えば──止める事はできない]