― 戦舞台 ―
力なき花が枯れた。
それだけの話であろう?
[>>285先代の『氷華』が為した『永き冬』。
己には関係ないことと否定はせず、ただ『氷華』として、思うままの答えを返す]
考える必要などは感じぬな。
王華となる以外の意味合いを、この選に持ち込んで何になる。
[復讐だか何だかは知らぬが。
何であれ、戦いそのものに意味を持たすことなど、氷華には理解の出来ぬこと]
そなた自身に思う所あるならば、従華の手を煩わせずとも良かろう?
[しかし、奇しくもこの従華には。
既に戦う意味合いが齎されたらしかった]