おいチビ、あのお嬢さんはどうした?
[上着の上ですよすよ寝息を立てている龍の子を起こす]
ん、ありがとうって?
……、別に、大したことはしてねぇけどな。
[ぽりぽりと頭を掻きつつぽつり呟く。
それよりちゃんと二階で寝る場所を確保できたかが心配だったりするが…流石にそこは信じるとしよう。
上着と龍の子を回収すると、二階の部屋へと移動する]
んじゃ、おやすみ。
[もし、グレートヒェンもそこにいたならば彼女に一言そう声をかけてから部屋に入る。
金品や貴重品の類を枕元に置くと、革長靴を脱いでひと息つく。
それから横になるとそのまま龍の子と一緒に寝息を立て始めた**]