人狼物語−薔薇の下国

283 少人数で人狼BBS人狼騒動RP村3 ― 白銀の村 ―


青年 ヨアヒム

[果たして、中へ入る折には誰かとすれ違うこともあっただろうか。それが先ほどの少年であれば、同行者が誰であれ、苦笑交じりに見送ることにしただろう。
思うのは、つい先ほど顔を見合わせたばかりだというのに些か慌ただしいな…と。]

 よお。

[そんな考えも、何やら古びた本を手にする>>279ゲルトが目に入れば霧散してしまったのだけれど。]

 黴の生えたようなそんな古ィ本、一体全体どっから引っ張り出してきたんだよ?

[言いながらも覗き込めば、傷んだ革表紙よりは綺麗にも見える擦れた中身に所々人狼という文字を見つけて幾度か瞬きをした。
それは、何時か母の口から語られた言葉であったから。
――…異形の化物、人狼。

そんなものが本当にこの世に存在するのだとしたら?

                              ……したら。]

(291) 2014/12/12(Fri) 01:03:15

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