― 海精軍拠点:戦いの翌日 ― ……、……ありがとう。[>>282そう言えば。護りと欲したその盾に、自身は護られた事はない。護りよりも尚もっと、と言いかけて。言葉を止めた。] そうだな……例えどのような立場でも、見守る事はできる。 それが理解できただけでも。戦には、意味があったと思える。 ……まあ、“預ける”だけだがな。 不幸にするようなら、即連れ戻してやる。[>>283ぽつり。穏やかな笑みの内心は知らぬまま、最後の一言だけ、笑みが消える。]