[ 王の言葉を聞いた騎竜師は>>286黒と白の剣が、瘴気を集め、喰らっていくのに、ちらりと視線を向け>>284、周囲の闇の狼がほぼ片付いているのを確かめると、ふわりと、王の前に降りた。 ]守護者殿の護りは確かかもしれませんが、飲まれそうに成る程、お辛いなら「大丈夫」ではないですよ。[ 無二の存在であり、国という大きな責を負った王の気持ちが判るとは言わない。けれど、13年前、失ったものの大きさに押しつぶされそうになった、その想いの一端だけは重なるはずだと思うから。 ]