[しかしパンの耳入り袋を差し出された途端、ふにゃりと頬を緩める。] 使うっていうか。ご飯みたいなもん? 宿屋で朝食用意されるまえから描き始めたから。 図書館ってさ、朝日を受けると凄く綺麗なんだよ! クララのお爺さんは、いいとこに図書館開いていたよね、ほんと。[まだおなか減ってるから描きながら食べるーと袋を受け取り、絵の道具一式と外に出ると、すぐに絵に取り掛かった。]