人狼物語−薔薇の下国

497 堕天の服従試験


白銀の影 クレステッド

[堕天使の掌が蠢く暗黒を生成したところまではわからずとも、槍が光を失ったのは見えている。
それは、この先を暗示しているようで不吉だった。

紡がれた約定の言葉と、接吻けの仕草。
加護の指輪をはめた左手の小指が、わずかに反応する。

  ── その指輪の作り手もまた、悪魔の奸計に晒されていることは知るよしもなく。>>265

これは、ある種の封印だったのだと、今ではわかる。
内勤ばかり与えられてきた理由もまた。]

(290) 2018/03/20(Tue) 01:21:03

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