>>273[つい、漏れてしまったその言葉に、首を振って思い出したように]…でも、貴方と会えたから。[いなければとは思うけれど、自分は会えて幸せだったと、そう告げて]醜い姿……?[彼女には想像などつかないだろうだって、いつも見るその姿はとても格好いいものだったから][続く放たれる残酷な言葉と裏腹に、幸せな表情を浮かべる彼を見ていられなくてそれでも、目を逸らすことなど出来ずにじっと見つめた]