人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


使徒 リエヴル

 がっはっっ…!?

[体に走った痛み>>282。鮮血が幼馴染の体を赤く染める。
心臓から下腹部までの豪撃だ。
本来ならば即死の傷を受けてそれでもまだ意識は存在していた。よく見れば再生しようと体が蠢いているのが見えるだろう。最もそれは遅々と再生であり、それまでに命の保証などないようなものであった。

伸ばした手は、落ちてきた便箋をかろうじて指と指の間に挟み取る。
僅かに血で赤く染まった便箋は、彼が吸血鬼になる前、よく見慣れたものだっただろう。彼の妹からの手紙]

(289) 2014/02/22(Sat) 22:50:55

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby