……城。[>>279あのお調子者のクソ親父は、一体どんな奴とほいほい契約をしてくれたのか。ひそやかにため息をつきつつ]うん、特に物音も聞こえなかったし、人の気配とかないね、変な魔物っぽいの見ただけ。って、お嬢、様……だと、[口の端がひくっとなったりはしたが、ここで性別の訂正を求めても、話がややこしくなるだけである。実際、肉体的には紛れもなくでっぱりが――いや、このことについて考えるのは止めよう]