― バルコニー>>263>>264 ―[組み敷いた身体の状態を指から肌から感じ取りながら、まだ早いだろうかなと思案する。今や親指一本を呑みこむ程度にはなったが、挿れるとなると引き裂くことにもなろう。それもまた、処女を奪っているようで楽しいものだが。] ……うん。 少し痛むだろうけど、我慢しなさい。[わずかばかり外の気配に意識を傾けてから、朗らかに告げた。]