人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


聖歌人 ローズマリー


(………あ)

[故郷を想いながら宝物を眺め、最後に見つけたのは一枚の紙]

(これ、私が書いた……っふふ)

[幼い頃に書いた拙い楽譜。
音楽については限りある書物で少しずつ学んだとは言え、感覚的な作り方が多かった時分。
曲自体も紙一枚に収まる程度で長いものではない。
懐かしくて、恥ずかしくて、楽譜の下の端を両手で持って、上の端を額につけて顔を覆った。
不意打ちを食らったみたいで笑いが止まらない。
しばらくの間、ずっと両肩を震わせていた]

(288) 2014/04/13(Sun) 17:19:39 (rokoa)

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