[彼女が何を考えているのか、気にすることはなく。避けてくる相手に、積極的に関わることはしないが。そうでないのなら、どちらでも構わない。談話室を出ると、言われた部屋へと向かう。階段の前で、ちらと部屋の扉を見たが。直ぐに視線を戻した。左足に負担をかけないよう、ゆっくりと階段を上る。近いほうから見ていけば良いと、先に208号室へ。]