昼から賑わっておるな、善き哉善き哉。因みに吾輩は獣の姿はしておれど、百獣の王故、お手等せん。この姿はお座りをしているかに見えるかもしれんが、決して餌を待っている訳ではない。加えて言えば、肌の色は生まれつきで、実は草食を好んでおったら緑になってしまった訳でも無い。肉食の、誇り高き獅子王だ。解った者は遠慮なくもふるが良い。[…は撫でて貰える期待に、尻尾をぱたぱたさせた]