[……暫く話しかけて放心していたが他に2人の男性が居たことに漸く気づく。一人はあまり見知らぬ顔で>>274。もう一人は――>>271] (…………?この人、何処かで…………)[目元に包帯を巻かれてる所為で、顔がわからない。――けれど、何処かあの時共演したダンサーの面影が重なった。] (――……今の俺が、そんなこと気にする資格なんてない、な。)[それに、こんなところにあのダンサーがいる筈ない。首を横に振り、改めて大きく深呼吸。落ち着いた心を取り戻して]