ん?もしかして違うのか?そりゃ申し訳ないことを言った。
[あっさり謝罪したあと、立て板に水の如くというか、しっかりと練習した上官の演説よりも調子の良いエルナの突っ込み>>280に感心した視線を向ける。
というか、この感想自体エルナが言わんとする内容とは大分外れていることにすら気付いてない。最早鈍感を通り越しているとしか言えないのは、指摘するまでもないだろう。]
そっか。
流石本職は違うな、見ただけで分かるのか。
[……などと、エルナとの会話を交えてサイズ測定を進めるうちに、ニコラスが店内に入ってきた。]
お、おう?
[途中で言い掛けた言葉が、いきなり断言口調になった>>282?と驚いたものの、大人しく指示に従う。自分の用事を済ませないと、ニコラスの依頼を落ち着いて受けられないのだろうなと解釈した。
工程が終わると、エルナがニコラスと話をしやすいように一歩下がる。]