人狼物語−薔薇の下国

272 グロリアス・マギカ・グラマーティオ-スブ・ロサ


中学三年手芸部 シェイ



    た すけ て、……

            …… …… 。


[がたがたと震えながら、零れた言葉は救いを求めるもの。]

[けれど、あの日以来、頼れる人なんていなかった自分は。頼らないようにしていた自分は。
 誰に呼びかければいいか、わからない。]

[それでも、自分を救い上げてくれる人が、いるのではないかと。
 そんな夢みたいな考えが、心のどこかにあって。

 たすけて、と。口の中で何度も繰り返す**]

(286) 2014/11/23(Sun) 22:48:33 (Hollyhock)

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