(お爺ちゃん……ありがとう)[謝罪は敢えて飲み込んだ。先程足を取られてしまった現象と良い、老人が遭遇した魔軍の者と良い、妨害する者が居るとしたら、リエヴル達騎士と合流出来たのは僥倖。魔軍の者を取り逃す結果となったが、代わりにペンホールズ帰還の道が開けたのだ。ペンホールズに戻れば態勢を立て直すことも叶う](お願い、生きて───)[虫の知らせのようなあの感覚はまだ無い。老人は生きていると信じ、ローズマリーはリエヴル達騎士と共にペンホールズへと*急いだ*]